みかんの種類
温室で栽培されるみかんの
呼
(
よ
)
び名です。5~8月に出回るため
価格
(
かかく
)
は高いのですが、
甘
(
あま
)
みは強く、小ぶりで食べやすいのが
特徴で
(
とくちょう
)
す。
◎ ハウスみかん
静岡県のみかん 2
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静岡県の農業
◎
温州
(
うんしゅう
)
みかん
日本独自の品種で、皮がむきやすく、種も無くて食べやすいのが
特徴で
(
とくちょう
)
す。ひとくくりに
温州み
(
うんしゅう
)
かんといいますが、
収穫時
(
しゅうかく
)
期によって、
極早生
(
ごくわせ
)
(9~10月)、
早生
(
わせ
)
(10~11月)、
中生
(
なかて
)
(11~12月)、
晩生
(
おくて
)
(1~3月)などに分けられます。 さらにその中でも産地により、青島、愛媛、有田など多くの品種があります。
一般的
(
いっぱんてき
)
にそれぞれの県名や特産地名をつけて◯◯みかんと
称し
(
しょう
)
てブランド化しています。静岡県では、青島みかんと呼ばれる品種の栽培が
盛
(
さか
)
んです。
中国原産ですが日本にも古くから
存在
(
そんざい
)
します。江戸時代にはみかんの代表で、
紀伊国屋文左衛門
(
きのくにやぶんざえもん
)
が江戸に運んだのも
紀州み
(
きしゅう
)
かんです。果実は30g~40gで
香
(
かお
)
りよく美味ですが、
小粒
(
こつぶ
)
なために明治中期
以降
(
いこう
)
は
温州
(
うんしゅう
)
みかんに主役の
座
(
ざ
)
を明け
渡
(
わた
)
し、店頭ではほとんど見られなくなりました。鹿児島や和歌山が主な産地でした。
ネーブル、オレンジ、夏みかん、はっさくも、ミカン科のカンキツ
属
(
ぞく
)
という点では同じ仲間ですが、“みかん”といえば
一般的
(
いっぱんてき
)
に
温州み
(
うんしゅう
)
かんをいいます。
◎ その他のみかん
◎
紀州
(
きしゅう
)
みかん