静岡県の農業
◎ 石器時代から食べられていたイチゴ
イチゴの歴史は古く、石器時代には野生に生えるイチゴを食べていたようです。スイスでは新石器時代の住居跡(じゅうきょあと)から野イチゴの種子が見つかっています。
◎ 日本のイチゴの歴史
◎ 静岡県のイチゴのはじまり
日本では平安時代には野イチゴを食べていたようです。江戸(えど)時代になって、現在(げんざい)のようなイチゴがオランダ人によって持ち込(こ)まれました。これは南米のチリに自生していたものを改良してできたものとされています。ただし、はじめは食用ではなく、観賞用として親しまれていたようです。
静岡県でのイチゴの始まりについては、はっきりしたことはわかりませんが、明治20〜30年ごろに、旧清水市(現在(げんざい)の静岡市清水区)で栽培が始まったとする説が有力です。