メロンには、さまざまな効能(こうのう)(体によい影響を(えいきょう )与えること)があります。

メロンと健康

 最近の研究で、温室メロンには、高血圧(こうけつあつ)を予防するとされるギャバと呼ばれるアミノ(さん)が多く(ふく)まれていることがわかりました。また、アミノ(さん)は体内でおしっこをつくる性質(せいしつ)を持ち、体の中の悪い物質(ぶっしつ)をおしっこといっしょに体の外に出す働きがあります。

 メロンにふくまれるベータ・カロチンという物質(ぶっしつ)は高い抗酸化(こうさんか)作用(血管が酸性(さんせい)になることを防止する作用。血管が酸性(さんせい)になるとコレステロールがつまりやすくなったり、細ぼうが(きず)ついたりして体に悪い影響が(えいきょう )でる)をもち、ガンの予防や老化防止(ぼうし)に役立つと言われています。

◎ 脳卒中(のうそっちゅう)動脈硬化(どうみゃくこうか)の予防

静岡県のメロン 3

◎ 高血圧(こうけつあつ)の予防、利尿作用(りにょうさよう)


◎ 生活習慣病(しゅうかんびょう)の予防

◎ 便秘(べんぴ)予防

 メロンにはカリウムという物質(ぶっしつ)果物(くだもの)の中でも多くふくまれています。カリウムは、ナ トリウムを体の外に出す性質を持っています。そのため、ナトリウムの取りすぎで起こる高血圧や動脈硬化(どうみゃくこうか)、糖尿病な( とうにょうびょう )どの生活習慣病の( しゅうかんびょう )予防に効果があると言われます。

 メロンにはペクチンという食物繊維(せんい)が多くふくまれており、腸の働きが元気になり、便秘(べんぴ)の予防などに効果があります。

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 メロンには、パテトン酸と呼ばれる物質(ぶっしつ)が多くふくまれています。パントテン酸は、脂質(ししつ)分解(ぶんかい)をコントロールして、コレステロールという血管をつまらせてしまう悪い物質(ぷっしつ)を少なくしたり、脂肪(しぼう)が体につきにくくします。

 メロンにふくまれるアデニシンという物質(ぶっしつ)には、血液(:けつえき)が固まるのをおさえる働きがあるので、血管の流れが良くなり、脳卒中(のうそっちゅう)動脈硬化(どうみゃくこうか)が予防できます。

静岡県の農業

◎ コレステロールの低減(ていげん)

◎ 老化防止(ろうかぼうし)