◎ アールスメロン(マスクメロン)

 まくわうりとフランスのメロンを交配したもので、昭和30年代後半から本格(ほんかく)栽培が始まった品種です。当時の皇太子(こうたいし)(現在の明仁(あきひと)天皇)の成婚(せいこん)にあやかって命名されたと言われます。やや小さく、(かお)りは弱いのですが、あまみがあるのが特徴で(とくちょう )す。

◎ クラウンメロン

<< 静岡県の農業のTopにもどる >>
静岡県のメロン 2
メロンの種類

静岡県の農業

◎ まくわうり

 大正14年にイギリスから輸入(ゆにゅう)され、その後の品種改良で一年中いつでも栽培できるようになりました。静岡県では1本の木から1つの実しか収穫し(しゅうかく )ません。()み目のような模様(もよう)特徴で(とくちょう )す。あまみが強く、(かお)りがよいためメロンの王様と呼ばれています。マスクメロン※ともいいますが、これはその(かお)りの高いことから付けられた名であって、品種名ではありません。

 日本のメロンの先祖(せんぞ)。実の中は白く、サクサクしていてさわやかなあまさが特徴で(とくちょう )す。安価(あんか)であまいプリンスメロンが開発されると、一気にその姿を消していきました。

 マスクメロンの「マスク」とは、英語(えいご)のMASK(お面)ではなく、フランス語のMUSK(麝香(ジャコウ))に由来するものです。ジャコウとは高級な香料の(こうりょう )ことで、ジャコウのようによい香りがするという意味で、「マスクメロン」と名付けられました。

 主に静岡県の西部で栽培されるマスクメロンのことです。実の中は緑色をしています。

◎ 夕張(ゆうばり)メロン

 主に北海道の夕張(ゆうばり)市で栽培されるマスクメロンです。実の中はオレンジ色をしています。

◎ プリンスメロン