静岡県のお茶 3

お茶の製法
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静岡県の農業

日本の緑茶は、その製法によってさまざまな種類に分けられます。

◎ 煎茶(せんちゃ)

  日本の消費量の8割をしめています。茶葉(ちゃば)()してもみながら乾燥(かんそう)した茶をいいます。


◎ 玉露(ぎょくろ)
  日光をさえぎり、その若()をつみ取って製造(せいぞう)したものをさします。日光をさえぎることでうまみ成分(アミノ(さん))が増加(ぞうか)し、よりおいしいお茶になります。

◎ 玉緑茶(たまりょくちゃ)
  煎茶(せんちゃ)とほぼ同じ作り方ですが、最後の茶葉の形をまっす ぐにする作業をしない茶をさします。ぐりっと丸まった茶葉になるためグリ茶ともいいます。

◎ 番茶(ばんちゃ)
  夏秋づみの茶葉や煎茶(せんちゃ)を作るなかで取りのぞかれる茶葉を利用して作っ  たものです。値段(ねだん)が手ごろです。

◎ 茎茶(くきちゃ)
  煎茶玉露(ぎょくろ)の加工のとちゅうで出てくる(くき)の部分だけを集めて作ったものです。

◎ 玄米茶(げんまいちゃ)

  緑茶に玄米(げんまい)(もみがらだけをとりのぞいただけの米)を()ったものを()ぜて 作ったお茶です。こうばしい(かお)りがします。

◎ 抹茶(まっちゃ)

  茶葉を乾燥(かんそう)させ、粉にしたものをさします。

◎ ほうじ茶
  番茶や煎茶(せんちゃ)を強火で()ったものです。こうばしい独特(どくとく)(かお)りがあります。