明治政府による新しい国づくり

生活に困る士族




身分制度関連年表
1870(明治3)年
平民の苗字(名字)を許可
1871(明治4)年
戸籍法公布(華族・士族・平民ごとの戸籍作られる)
散髪(まげを切ること)、脱刀(刀を持たないこと)を許可
華族・士族・平民相互の結婚を許可
いわゆる「解放令」が公布される。
1872(明治5)年
戸籍法施行

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明治時代を探るキーワード
江戸から明治のころの欧米の様子1 産業革命がすすむ欧米
江戸から明治のころの欧米の様子2 19世紀後半の世界
近代化に尽くした人々1 お札のデザインになった明治時代に活躍した人々
近代化に尽くした人々2
新しい政治の基本方針 ―五箇条の御誓文―
版籍奉還と廃藩置県
古い身分制度の廃止 1 四民平等
古い身分制度の廃止 2 生活に困る士族
学制 1 寺子屋から小学校へ
学制 2 学校に通えない子どもたち
徴兵令 1 富国強兵と徴兵制度
徴兵令 2 徴兵制度と西南戦争
地租改正 1 米からお金へ
地租改正 2 地券を見てみよう
地租改正 3 税をお金で納めるようになった理由
殖産興業
文明開化
国会開設に向けて 1 士族の反乱や一揆の多発
国会開設に向けて 2 武力から言論へ
国会開設に向けて 3 憲法制定に向けて
国会開設に向けて 4 第1回衆議院選挙の様子

 へえ〜、今では当たり前のことなのにねえ〜、今では当たり前のことなのにね

 例えば、平民も名字を名のれるようになったり、華族や士族と結婚することも認められるようになったのよ

 その逆に士族は大変だったのよ。例えば、刀を差すことが禁止されたり幕府や藩から支給されていた家禄(かろく)といった給料がストップされたのよ。

 生活に困った士族は商売に手を出し失敗する人が多かったんだって。例えば、こんな話もあるのよ。ある士族は、板前(いたまえ)をやとい寿司屋(すしや)を始めたところもうかって喜んでいたんだけれど、実際は赤字。なぜなら、米は農民から納められるものと思いこんでいて予算に入れてなくて、実際、板前が米屋から買っていたという話もあるのよ。

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それじゃあ、事実上失業じゃん!

古い身分制度の廃止 その2