明治政府による新しい国づくり

 江戸時代はほとんどの人が農民だったのに、明治になるとほとんどの人が平民と呼ばれるようになっているね

 明治政府は天皇のもとに国民を1つにまとめるために古い身分制度を改めたの。下の2つの円グラフをよ〜く見比べてみて。どんなことがわかるかしら?

 その通り、明治政府は、公家・大名を華族(かぞく)、武士を士族、百姓・町人を平民とし、四民平等といって天皇とその一族以外はすべて平等にしたのよ。それに加えて、身分解放令という法律でえた・ひにんの人たちもあわせて平民と呼ばれるようになったのよ。でもね、職業や、結婚、住むところなど多くの差別は残ってしまったのよ。

 

 

 呼び名が変わったことはわかったけど、具体的にどんなことが変わったのか、次のページで教えて。

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明治時代を探るキーワード
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江戸から明治のころの欧米の様子2 19世紀後半の世界
近代化に尽くした人々1 お札のデザインになった明治時代に活躍した人々
近代化に尽くした人々2
新しい政治の基本方針 ―五箇条の御誓文―
版籍奉還と廃藩置県
古い身分制度の廃止 1 四民平等
古い身分制度の廃止 2 生活に困る士族
学制 1 寺子屋から小学校へ
学制 2 学校に通えない子どもたち
徴兵令 1 富国強兵と徴兵制度
徴兵令 2 徴兵制度と西南戦争
地租改正 1 米からお金へ
地租改正 2 地券を見てみよう
地租改正 3 税をお金で納めるようになった理由
殖産興業
文明開化
国会開設に向けて 1 士族の反乱や一揆の多発
国会開設に向けて 2 武力から言論へ
国会開設に向けて 3 憲法制定に向けて
国会開設に向けて 4 第1回衆議院選挙の様子

四民平等

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古い身分制度の廃止 その1