江戸時代を探る!





・朱印船貿易

 江戸時代初期、幕府から朱印状という許可証を得た貿易船(朱印船)が東南アジア方面に出かけて盛んに貿易を行った。貿易を行ったのは幕府だけでなく、西国の大名、長崎や堺などの商人らも船を出したぞ。このような幕府の朱印状を得て行った貿易を、朱印船貿易と呼ぶのだ。

どのような品物を貿易していたの?

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江戸幕府が265年間も続いた
 のはなぜだろう
 
江戸時代を探るキーワード
  有力者を滅ぼす 
  幕府の仕組みの工夫 
  大名の統制 
  身分制度の確立 
  貿易の統制と独占 その1 
  貿易の統制と独占 その2
  貿易の統制と独占 その3
  幕府の豊かな財源
  交通網の整備 
  広大な直轄領
  キリスト教対策 

幕府はどんな貿易を行ったの?

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貿易の統制と独占 その1

 中国産の生糸や絹織物をなどを輸入して、銀や銅などを輸出してい たんだ。
 中でも銀は、貴重な輸出品だった。朱印船貿易が行われたころの日本銀の輸出額は、世界の銀産出額の3分の1に及んだと言われるぞ。朱印船貿易は、当時の世界経済にも、大きな影響を与えたのだ。