3 いろいろな方法で調べてみよう その2
見学の計画を立てよう
地域の歴史について調べていると、実際に身近な文化財などを、見学したくなりますね。その場合は、すぐに出かけるのではなく、しっかりとした準備をして出かけるようにしましょう。
「国土地理院発行の2万5千分の1地形図 静岡東部(静岡)から作成」
調べ学習のポイント
- 正確な場所を、地形図や地図で確認しよう。
- 市や町の観光案内などを参考に、現地で何を見てくるのかを考えよう
- 下調べのときに疑問に思ったことを、見学先でだれかに質問できるかもしれません。質問することを、まとめておこう。
現地までの行き方を調べよう
調べ学習のポイント
- 正確な場所が分かったら、時刻表などを使って現地までの行き方を調べよう。
- 現地までの行き方を、だれが見ても分かるように、整理しておこう。
- 計画に無理がないか、先生や保護者の方に見てもらおう。
時間にゆとりをもって行動しようね。 特に見学先では、時間をたっぷりとり、交通機関の出発時刻の10分前くらいには 駅やバス停に着いているようにしたいわね。
持ち物について
調査に必要なもの
- ノート
- 筆記用具
- 地図
- 方位磁石
- カメラ
- 下調べで集めた資料
その他必要なもの
- 雨具
- 帽子
- お金
- テレホンカードまたは携帯電話
- 防寒具(必要に応じて)
- 着替え(必要に応じて)
- 弁当(必要に応じて)
持ち物を入れるものは、両手が空くようにリュックサックをすすめます。
注意とマナー
- 見学に出かけるときには、先生やおうちの方に、行き先などを必ず言ってから出かけましょう。計画書をコピーして、先生や保護者の方に渡しておくとよいでしょう。
- 学校によっては、校区外に出かけるときに、保護者の方といっしょに出かけるきまりがある場合もあります。それぞれの学校のきまりを守って行動しましょう。
- 見学に出かけるときには、交通規則を守りましょう。
- 移動中の、バスや鉄道の中では、お年寄りや身体の不自由な方に積極的に席をゆずりましょう。
- 人気の少ないところは注意しましょう。不審者に出会ったら、大きな声で助けを呼び、すぐに逃げましょう。
- 事故や体調の悪化などのトラブルがあった場合は、すぐに家庭・学校に連絡しましょう。