3 いろいろな方法で調べてみよう その3
見学先での調べ方
見学先に着いたら、まずは周囲の様子をよく観察しましょう。次のような点に気を付けて観察します。
調べ学習のポイント
- 地図上の位置
- まわりの土地の様子(地形の様子、風景の様子など)
- 大きさや広さ(建物の高さ、土地の広さなど)
- 方位
- 配置(建物の配置など)
まわりの様子を、簡単な絵地図にかいておくといいよ。同時に、気づいたことや疑問に思ったこともメモしておこう。
写真撮影が許される場所ならば、まわりの様子もふくめて、いろいろな角度から写真を撮ってこよう。
注意とマナー
- 文化財の中には、個人の方が所有されている土地(私有地といいます)にあるものもあります。許可なく勝手に私有地に入り込んだりしないようにしましょう。
- 遺跡などの屋外にある文化財には、許可がない限り、触ったり中に入ったりしないようにしましょう。
- 文化財のまわりに生えている草や木なども大切にしましょう。
- 落書きは絶対にしないようにしましょう。
- 危険な場所や、進入禁止の指示がさてれいるところには、入らないようにしましょう。
- ゴミは持ち帰りましょう。
案内板を読もう
史跡や重要文化財など、文化財があるところには、下の写真のように、その文化財について説明する案内 板があることが多いです。それを読んで、記録しておくことが大切です。
文化財の案内板によく書かれていること
- 時代
- 関係のある人物について
- なぜ、大切なのか
- 歴史的にどのような価値があるか
- 文化財の指定について、国、県、市町のどこの指定を受けているか。
現地案内板は、文章が長かったり難しい漢字が使われていたりして、メモがとれないこともあるよね。その場合は、案内板をデジタルカメラなどで写真に撮っておき、家にもどってから読みなおすといいよ。
見学から帰ったら
見学先から帰ったら、撮影した写真や、インタビュー記録を整理しておきます。
写真の整理
- 撮影日、時刻
- 撮影場所
- 何を撮ったのか
インタビュー記録の整理
- インタビューをした日、時刻
- 場所
- インタビューをした人の名前
- インタビューの内容