道具を使うと、仕事の量は変わるのでしょうか?
=2m
100Nの物体をいろいろな道具を使って1mの高さまで持ち上げたときの仕事
「100(N)×1(m)=100(J)」について考えてみましょう。
<例:斜面の角度が30°のとき>
物体を動かすのに必要な力=50N
1mの高さまで上げるのに
物体を動かす距離
↓
斜面を使って物体を1mの高さまで
持ち上げるのに必要な仕事は
50(N)×2(m)=100(J)
しかし、物体を動かす距離が長くなり、仕事の量はかわりません。これを
仕事の原理といいます。
などの道具を使うと、物体を動かすのに必要な力が小さくなります。
(a)滑車
(b)てこ
(c)斜面