さらに気温が下がって部屋の数が8に減ると、12の水蒸気君のうちふくみきれなくなった4が凝結して水滴になる。
気温が下がり部屋の数(飽和水蒸気量)は12になった。この100%にあたる12の部屋に水蒸気君が入っている。このとき「水蒸気で飽和している」という。
16の部屋(飽和水蒸気量)の75%にあたる、12の部屋に水蒸気君が入っている。このとき、12が「ふくまれている水蒸気量」、75%が「湿度」にあたる。
天気とその変化>水蒸気が水に変化するのは(3/4)
1 水蒸気が水滴に変わるのは?

   

   
 

 
 
水蒸気をふくんだ空気が冷やされて、ある温度になると水蒸気が凝結し始めます。このときの気温を露点といいます。水蒸気をふくんだ一定量の空気は、空気の温度が下がっても空気中にふくまれる水蒸気は変わりません。空気の温度が下がり続けて露点に達すると、水蒸気は飽和に達します(中央の図)。さらに温度が下がると、ふくみきれなくなった水蒸気が凝結して水滴になります(右の図)。