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徒然草(つれづれぐさ)1
「徒然草」は,鎌倉時代の代表的な随筆(ずいひつ)です。兼好法師(吉田兼好)の自然や人間に対する鋭い観察や深い思索が述べられています。 |
問 題
次の文章を読んで,あとの問いに答えましょう。
仁和寺(にんなじ)にある法師,年寄るまで石清水(いはしみづ)を拝まざりければ,心うく覚えて,あるとき思ひ立ちて,ただ一人,徒歩(かち)より詣(まう)でけり。極楽寺・高良(かうら)などを拝みて,かばかりと心得て帰りにけり。 仁和寺:京都市右京区にある寺 |
ア 石清水八幡宮の代わりに,極楽寺・高良神社にお参りしてきたこと。
イ 人々が山へ登るのが気になって,お参りをするのを忘れてしまったこと。
ウ 極楽寺・高良神社を,石清水八幡宮だと思いこんでお参りしてきたこと。
A 兼好法師は,どんなことが大切だと言っていますか。ア〜ウの中から一つ選びましょう。
ア どんなことでも,そのことについてよく知っている人に教わること。
イ どんなことでも,先によく調べて行動すること。
ウ どんなことでも,自分でよく考えて行動すること。