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竹取物語 1
問 題
次の文章は,「竹取物語」の冒頭の場面です。これを読んで,あとの問いに答えましょう。
今は昔,竹取の翁(おきな)といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ, |
いた。 分け入って |
よろづのことに使ひけり。名をばさぬきの造(みやつこ)となむいひける。その竹の |
いろいろな物を作るのに |
中に,もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて寄りて見るに,筒の中光り |
根元が 不思議に思って |
たり。それを見れば,三寸ばかりなる人,いとうつくしうてゐたり。 |
とても 座っている |
@ 歴史的仮名遣いで書かれた次の言葉を,現代仮名遣いに改めましょう。
ア よろづ イ 使ひけり ウ うつくしうて エ ゐたり
A 竹取の翁の名は,何といいますか。文中から探しましょう。
B 「あやしがりて寄りて見るに」とありますが,どんなことを不思議に思ったのでしょう。
次から選びましょう。
竹がいろいろなことに利用できたこと 竹の根元が光っていたこと
竹の中に人がいたこと こんなに小さな人がいたこと
C 「三寸ばかりなる人」は,どんな様子で座っていたのでしょう。次から選びましょう。
とてもかわいらしい様子 とても立派な様子
とてもやつれた様子 とても美しい様子