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竹取物語 2
問 題
次の文章は,月からの使者が姫を迎えに来た場面です。これを読んで,あとの問いに答えましょう。
かかる程に,宵うち過ぎて,子(ね)の時ばかりに,家のあたり昼の明(あか)さ |
こうしているうちに 夜中の12時ごろに |
にも過ぎて光りわたり,望月(もちづき)の明さを十合わせたるばかりにて, |
a 満月 |
ある人の毛の穴さへ見ゆるほどなり。 |
そこにいる人 b |
大空より,人,雲の乗りて下り来て,土より五尺ばかり上がりたるほど |
c 約1.5メートル |
に,立ち連ねたり。これを見て,内外(うちと)なる人の心ども,物におそはるる |
家の内外にいる人 もののけにでもおそわれ たような気持ちになって |
やうにて,あひ戦はむ心もなかりけり。 |
@ 歴史的仮名遣いで書かれた次の言葉を,現代仮名遣いに改めましょう。
ア 合はせたる イ おそはるるやうにて
A 「ある人の毛の穴さへ見ゆるほどなり」という表現は,どのような
ことがらを伝えようとしているのでしょうか。次から選びましょう。
満月の明るさ 太陽の明るさ
視力のよさ 異常な明るさ
B 月よりの使者を示しているものを,a〜cの中から選びましょう。
a ある人 b 人 c 内外なる人