◎ 注目される光技術

浜松市の工業 4

 

 光技術というと、あまりなじみのないもののように感じますが、CDの読み取り装置(そうち)や、光学式マウスなど意外と身近なところで活躍(かつやく)している技術です。浜松と光技術(ぎじゅつ)のつながりは大正時代にさかのぼります。大正15年(1926年)、浜松工業高等専門(せんもん)学校(現在(げんざい)の静岡大学工学部)の高柳健次郎(たかやなぎけんじろう)博士が、世界で初めてブラウン管による電子式受像(じゅぞう)に成功したのです。その功績(こうせき)をたたえ、高柳(たかやなぎ)博士は「テレビの父」と呼ばれています。以来、浜松では光技術(ぎじゅつ)に関する研究が続けられてきました。近年、特に注目されるのは、医療(いりょう)分野への応用です。例えばX線装置(そうち)やCTスキャンなどの医療(いりょう)器具に、浜松発の光技術(ぎじゅつ)が生かされています。
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静岡県の工業

◎ 先端技術研究の拠点、浜松テクノポリス
 

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工業の盛んな浜松市
 L 浜松市のオートバイ産業
 L 浜松市の楽器産業
 L 浜松市の先端技術産業

 

浜松市の先端(せんたん)技術(ぎじゅつ)産業

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 浜松市北部の都田(みやこだ)地区には、先端(せんたん)技術(ぎじゅつ)産業の集まる浜松テクノポリスがあります。 そこでは、産・官・学の連携(れんけい)のもとに先端(せんたん)技術(ぎじゅつ)研究や、ベンチャー企業の育成、異業種(いぎょうしゅ)間交流など積極的な研究・開発活動が行われています。