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平成時代

ハイチのPKOで道路のがれき撤去を行う自衛隊員(写真提供:防衛省)

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   PKO(PeaceKeeping Operations 国連平和維持活動)
  解説
 湾岸戦争以後、自衛隊にはそれまでの活動の枠を超えた積極的な国際協力を求められるようになり、政府は国連平和維持活動(PKO)への参加を可能にするPKO協力法を成立させた。1992年、ペルシャ湾の機雷除去を目的として海上自衛隊の掃海艇(そうかいてい)派遣(はけん)、自衛隊の海外派遣が実現した。日本国憲法第9条の制約から、武力紛争に巻き込まれる恐れが少ない地域を中心に、救難、輸送、土木工事などの後方支援、非武装または軽武装の要員・部隊を派遣(はけん)するようになった。政府は、PKO参加5原則を掲げている。 
 

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