確かめよう、日本の歴史

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６		万葉集
解説
８世紀の後半に、大伴家持(おおとものやかもち)らによって編集されたといわれる和歌集。約4500首の歌が万葉がなを用いて収められている。作者は天皇・皇族から農民に至るまで幅広く、その歌風は素朴で力強い。また、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ『貧窮問答歌(ひんきゅうもんどうか)』のように、当時の農民の過酷(かこく)な生活や里長の税の取り立ての様子などが描かれたものもあり、史料的価値も高い。
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