あすなろ学習室社会のページ経済島の大冒険日本銀行の役割

経済島の大冒険 6 日本銀行の役割
発券銀行とは
 発券銀行ってどういう意味?

 紙幣の発行を行い、紙幣の供給量を管理している銀行を発券銀行という。
 紙幣は、その国の経済を支えるものだ。にせ札が横行したり、紙幣の量が少なすぎたり多すぎたりすれば、経済は混乱してしまう。だから、紙幣の発行は、厳しく管理されなくてはならない。日本ではその役目を日本銀行が行っている。
 日本の紙幣は正確には日本銀行券と呼び、日本銀行が発行している。現在は、1万円札、5千円札、2千円札、千円札の4種類が発行されているんだ。

                現在使われている日本銀行券はこちら 〉〉 日本銀行のホームページ

 500円玉や100円玉も日本銀行が発行しているの?

 いいや、違うんだ。500円玉のような金属でできているお金を硬貨というけれど、正しくは補助貨幣と呼ぶ呼び、こちらは財務省が発行している。
 現在、日本の補助貨幣は、記念硬貨を除くと、500円、100円、50円、10円、5円、1円の6種類が発行されている。
 最近では、お金と同じ効果をもつクレジットカードなどが普及したため、以前よりも紙幣や硬貨を使う場面は減ってきているといわれているんだ。 
>>>ミニ解説 お金と同じ効果を持つもの

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