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>遺伝の法則 (1/5)
2−3 遺伝の法則1
次の3つのトウモロコシの写真を見てみよう。
どのトウモロコシにも2色の種子が混ざってついています。これらのトウモロコシはどのようにして作られたのでしょうか。
よく見ると、どのトウモロコシも2色の種子の比率は、ほぼ3:1になっています。
同じ親から生まれてきた子の形質が3:1に分かれる現象はしばしばみられます。これは遺伝の重要な法則の1つなのです。
遺伝にはどのような法則性があるのでしょうか?
オーストリアのメンデルは、19世紀にエンドウを用いた実験によって、世界で初めて遺伝の基本法則を発見しました。次のページから、メンデルが行った実験を見ていきましょう。