イモは栄養分を貯蔵するための器官ですが、なかまをふやすための器官でもあります。
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ジャガイモの花 |
茎から地下茎が横方向にのびて、その先端に子イモができるようす。 |
長い期間イモを放置すると、やがて芽が出てくる。 |
芽が出はじめたジャガイモを1つ土の入ったペットボトルに入れてみました。その後の変化は次のページを見てみよう。 |
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ジャガイモは南米原産のナス科の植物ですが16世紀にヨーロッパに伝わり、まもなくスペイン船によって日本にも入ってきました。もちろん上左の写真のように花もさき種子もできますが、通常種をまいて育てることはありません。イモを植えて育てます。このイモを「種イモ」と呼びます。上中央の写真で示すように、地下に伸びた茎の先端に子イモが作られます。イモの部分は茎が変形してできたもの(塊茎という)なのです。 |
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