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>植物の有性生殖 (1/3)
1-2植物の有性生殖 個体と花のつけかた
植物にとって、花は生殖器官です。花のつけかたにより、植物を3つのグループに分けることができます。
1つの花の中におしべとめしべがある。
両性花
1つの個体の中に雄花と雌花がつく。
単性花
雄花のみをつける雄株と、雌花のみをつける雌株とがある。
単性花
ユリ(カサブランカ)
ヘチマの雄花と雌花
ソテツの雄株と雌株
それぞれの写真の上にマウスポインタを置くと画像が変わります。
・アサガオ ・ホウセンカ ・マメ類
・ユリ ・チューリップ
その他の大部分の植物
・ヘチマ、カボチャ(ウリの仲間)
・クリ、コナラ、カシ(ドングリの仲間)
・野生のブドウ ・マツ ・スギ 他
・イチョウ ・ソテツ ・キンモクセイ
・ヤナギ ・ヤマノイモ ・キウイフルーツ ・サンショウ ・オオカナダモ・ヤマモモ 他
次のページでは、植物の有性生殖の過程をまとめてみよう。
イチョウにはギンナンができる株とできない株があることは有名です。ギンナンをつけるのはもちろん雌株ですが、近くに雄株がないと雌株にもギンナンがつきません。キウイフルーツやサンショウも雄株と雌株を植えないと実を収穫することはできません。