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無意識に起こる反応(反射)
無意識に起こる反応について考えてみましょう。


うっかり熱いものに手がふれ、熱いと感じる前に手を引っ込めた
 
 この反応のように、刺激に対して、意識とは無関係に起こる反応を
反射といいます。


 ・この場合、信号は左図のようにせきずいから直接手の筋肉に伝えられるため、信号が大脳まで伝わる時より、ずっとすばやく反 応が起きます。


 ・信号はせきずいを通って大脳へも伝わりますが、 熱いと感じるよりも先に反応が起きます。
  

  反射はすばやく起こることで、体を危険から守ったり、体の働きを調節したりするために役立っています。


 ・まわりの明るさによってひとみの大きさが変わる。
 ・食べ物を口に入れるとだ液が出る。
 ・気温が変化しても、体温を一定に保つ。

   これらはみな無意識に起こる反応で、反射に含まれます。