物質に出入りする熱の量を熱量といい、単位にはJ(ジュール)が使われます。
水1gの温度を1℃上げるのに必要な熱量は、約4.2Jです。
cal(カロリー)も熱量の単位として使われることがあります。水1gの温度を1℃
上げるのに必要な熱量が1calです。
電熱線で水の温度を上昇させたとき、水の温度を上昇させる熱量は、
電熱線に流れる電流によって得られるものです。
熱量(J)=電力(W)×時間(秒) |
電熱線の電力の値は、1秒間あたりに消費される電気エネルギーなので、
電熱線に一定時間電流が流れたときに発生する熱量は、
1Wの電力で電流を1秒間流すと、1Jの熱量が発生します。