※画像上にポインタをおくと、
      それぞれの部位の名称がでます。
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イカの解剖 3
まずはイカを外側から観察してみよう
  イカは『軟体動物』の仲間で「頭足類」に分類されます。
 頭足類とはその名の通り、頭のすぐ下に足(腕)がつく生物です。
 頭の上がヒトでいうところの腹や胸にあたる胴となります。また、一般的には足と呼んでいる部位を、ここでは、腕および触腕と呼びます。
 
  まず、解剖皿にのせて観察します。

   
イカの体を腹側(ろうと側)から観察すると次の部位が見られます。
ひれ ・ 外とう膜 ・ ろうと ・ 目 ・ 触腕 ・ 腕
   
 それぞれの部位の役割はなんでしょう?

・ひれ … 泳ぐ際に進む方向を決めるかじ取りの役割をします。
 
・ろうと … 取り込んだ水を噴射することで勢いよく泳ぐことができます。水を噴射する他に、排泄物・生殖物質・スミなどもここから排出されます。
 
・外とう膜 … 内臓を守っています。収縮させることで、ろうとから水を噴射することができます。
 
・目 … ヒトと同じように、光を感じ、見ることができます。
 
・腕、触腕 … 8本の腕と2本の長い触腕があります。触腕は、獲物をとら
える
ときに使います。