あすなろ学習室国語の部屋言葉の部屋(小学校高学年)>ことわざや慣用句で遊ぼう

 ことわざや慣用句で遊ぼう 1 答え・解説2

 @「かくしてしりかくさず」

 上手にかくれたつもりなのに,頭だけかくれていて,おしりがでていることがありますね。おにに見つかってしまって,がっかりしたこともあるでしょう。このようなときに,「頭かくしてしりかくさず」ということわざを使います。
 このことわざは,かくれんぼのことだけをいうのではなくて,人に分からないようにしたつもりでも,周りの人はちゃんと分かっているということをたとえるときにも使います。
                         

 A「が高い」「にあまる」「のかたきにする」

 「目が高い」は,ものを見分ける力があるという意味です。
 「目にあまる」は,することがあまりにひどくて見ていられないという意味で使われます。
 「目のかたきにする」は,見るたびににくらしく思うという意味です。
 そのほかにも「目の中に入れても痛(いた)くない」「大目に見る」「長い目で見る」など,目を用いたいろいろな言葉があります。
 本などで,さがしてみましょう。