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ことわざや慣用句で遊ぼう 1 答え・解説1
@「犬も歩けばぼうに当たる」
江戸時代のいろはガルタにもある有名なことわざです。もとの意味は,犬も外を歩いているとぼうにぶつかる(ぼうでたたかれる)というものでしたが,使い方は2つあります。 1つ目は,何かをしようとすれば,思いがけない災難(さいなん)にあうことも多いということのたとえ。 2つ目は,何かをしているうちに,思いがけない幸運に出会うこともあるということのたとえ。 1つ目と2つ目は全く逆の意味になるので,話の内容で区別していくのがいいでしょう。 |
A「馬の耳に念仏」
念仏とは,仏さまをうやまって「なむあみだぶつ」などと唱えることですね。馬に念仏を唱えても,馬は何のことか分かりません。そのように,いくら言っても相手に通じないときに「馬の耳に念仏」ということわざを使います。 |
B「さるも木から落ちる」
さるは木登りの名人ですが,ときには木から落ちることもあるといいます。そのように,どんな名人でも,ときには失敗をするということをたとえて「さるも木から落ちる」ということわざを使います。 |