あすなろ学習室国語の部屋言葉のきまりの部屋(小学校高学年)>受け身と使役にちょう戦

 受け身と使役にちょう戦 1

お姉さんが,赤ちゃんをだいた。 左の3つの文を比べてみましょう。
 1は,「だく」という動作をした「お姉さん(が)」を主語として表現しています。
 2は,「だく」という動作を受けた「赤ちゃん(は)」を主語として表現しています。このような表現を,「受け身」の表現といいます。
 3は,「だく」という動作を命じた「お母さん(は)」を主語として表現しています。このような表現を,「使役」(しえき)の表現といいます。
赤ちゃんは,お姉さんにだかれた。
お母さんは,お姉さんに赤ちゃんをだかせた。

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問 題1 
 次のア〜ウの中から,受け身の表現の文を選びましょう。

  ぼくは,毎朝一人で起きられる。
  わたしは,友達に消しゴムを貸してとたのまれた。
  校長先生が,教室に来られた。

答え・解説1へ

問 題2
 次のア〜ウの中から,使役の表現の文を選びましょう。

  お母さんは,弟を買い物に行かせた。
  羊がおおかみに追いかけられた。
  ぼくは,好ききらいなく,何でも食べられる。

答え・解説2へ

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