お姉さんが,赤ちゃんをだいた。 左の3つの文を比べてみましょう。
 1は,「だく」という動作をした「お姉さん(が)」
を主語として表現しています。
 2は,「だく」という動作を受けた「赤ちゃん(は)」
を主語として表現しています。このような表現を,「受け
身」の表現といいます。
 3は,「だく」という動作を命じた「お母さん(は)」
を主語として表現しています。このような表現を,「使
役」(しえき)の表現といいます。
赤ちゃんは,お姉さんにだかれた。
お母さんは,お姉さんに赤ちゃんを
だかせた。

問 題1   次のア~ウの中から,受け身の表現の文を選びましょう。

ぼくは,毎朝一人で起きられる。


わたしは,友達に消しゴムを貸してとたのまれた。

校長先生が,教室に来られた。


問 題2   次のア~ウの中から,使役の表現の文を選びましょう。

お母さんは,弟を買い物に行かせた。


羊がおおかみに追いかけられた。

ぼくは,好ききらいなく,何でも食べられる。