日本語は、ゆたかな意味やイメージをもっているすてきな言語です。 それぞれの言葉がどんな意味やイメージをもっているか考えてみましょう。
① 2番目に高いところはどこでしょうしょう。
② 一番ひくいところはどれでしょう。
①とうげ
とうげ・・山の坂道を登り切って、そこから下りになる所。
ちょう上・・・山などの一番高いところ。てっぺん
ふもと・・・山の下のほう。山のすそ。
②根本
こずえ・・・みきやえだの先
根元・・・草や木の根のまわり。
えだ・・・草木のみきやくきから分かれて出た部分。
「とうげ」は、漢字で「峠」と書きます。この字は、「山」「上」「下」を組み合わせて、日本人が作った字です。この字を見ただけで、なんとなく意味が分かるような気がしますね。漢字とは、本来は中国で作られた文字のことですが、「峠」「畑」「働く」など、日本でつくられた漢字もあるのです。