あすなろ学習室国語の部屋古典の部屋(中学校)>百人一首を読もう

百人一首を読もう 1

 百人一首は,百人の歌人の歌を一首ずつ選んだもので,藤原定家(1162-1241)が,京都小倉山の山荘で選んだといわれる「小倉百人一首」が最も広く知られています。百人一首の取り札には,和歌の下の句が,歴史的仮名づかいで書かれています。

問 題
 取り札はどちらでしょう。

@ 春すぎて夏来にけらし白妙(しろたへ)の

 ころもほすちようあまのかくやま

     ころもほすてふあまのかくやま


 A 人はいさ心も知らずふるさとは

 
    はなそむかしのかににほひける

      はなそむかしのかににおいける


 B いにしへの奈良の都の八重桜(やへざくら)

    きようここのえににおいぬるかな

    けふここのへににほひぬるかな



 C 夜をこめて鳥のそら音(ね)ははかるとも

     よにあふさかのせきはゆるさし

     よにおおさかのせきはゆるさし


 
D わたの原漕(こ)ぎいでてみれば久方の

     くもゐにまかふおきつしらなみ

     くもいにまこうおきつしらなみ

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