あすなろ学習室国語の部屋表現の部屋(中学校)>短歌の世界

           短歌の世界 1

 短歌とは,五七五七七の三十一音からなる定型詩です。千年以上も前から用いられている伝統的な形式で,日本人は昔からこの三十一音の形式の中で,喜びや悲しみを歌ってきました。

問 題
 初句切れの歌はどれでしょう。ア〜エの中から1つ選びましょう。

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  海恋し潮(しお)の遠鳴りかぞへては少女(をとめ)となりし父母の家
                       与謝野 晶子
(よさの あきこ)

  あすなろの高き梢
(こずえ)を風わたるわれは涙の目しばたたく
                       木下 利玄
(きのした りげん)

  みづうみの氷は解けてなほ寒し三日月の影波にうつろふ
                       島木 赤彦

  いちはつの花咲きいでて我目
(わがめ)には今年ばかりの春ゆかんとす 
                       正岡 子規

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