あすなろ学習室国語の部屋言葉のきまりの部屋(中学校)>文の構造

文の構造 1  

 文節は他の文節と互いに関係し合って,文を組み立てています。
 ア 主語・述語の関係(主述の関係)
   「何が−どうする」「何が−どんなだ」「何が−何だ」「何が−ある」の関係
   (例)花が 咲く。  気温が 高い。  彼女が 先生だ。 本が ある。

 イ 修飾・被修飾の関係 
「何を」「いつ」「どのように」など,他の文節の内容を詳(くわ)しく説明する文節と説明される文節の関係
     (例)美しい  花が    たくさん  咲いた。
           ↑          ↑
       修飾・被修飾の関係   修飾・被修飾の関係

 ウ 並立の関係
   2つ以上の文節が対等に並んでいる関係
   (例)私は みかんと りんごが 好きです。

 エ 補助の関係
   あとの文節が前の文節に補助的な意味を付け加えている関係
   (例)馬が 走って  いる。 そこに 書いて  ある


問 題
 次の各文の   の文節と  の文節の関係は,上のア〜エのどれにあてはまるか考えてみましょう。

 @ ノートと  鉛筆を かばんに 入れた。 

 A 涼(すず)しい 風が 吹く。      

 B 今年の 夏は とても 暑い。      

 C 勇気を 出して ためして みる。    

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