交通の便がよくて、豊富(ほうふ)な地下水があったことが主な理由なんだね。たくさんの工場があるね。
 
 富士市に製紙(せいし)工場がたくさんある理由はなんでしょうか?
富士の工業と製紙工場 2
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静岡県の工業

 
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製紙工場の分布
 L 富士市に製紙工場がたくさんある理由
 L 富士市の紙の生産量
 L 紙ができるまで
 L 牛乳パックからできる紙
 L 古紙は大切な資源
 L 富士市のその他の工業
富士市に製紙(せいし)工場がたくさんある理由 

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◎豊富な水資源(しげん) 
 
富士市周辺には、富士山に()った雨や雪が、地下水となって豊富にわき出しています。また、富士川の地下水も豊富(ほうふ)です。製紙(せいし)工業は、水を大量に使用するため、豊かな水資源(しげん)(めぐ)まれた富士市は、工場を建てるのに都合がよかったのです。

◎交通の便がよく大都市に近い富士

 富士市は、鉄道や港、高速道路などの交通手段(しゅだん)が発達しており、原料や燃料(ねんりょう)製品(せいひん)を運ぶのに便利でした。


◎広い土地があった

 広大な富士山のすそのにある富士市には、工場を建てるための土地がたくさんありました。

◎工場や企業の進出がさかん
 
 富士山や愛鷹山(あしたかやま)周辺には、紙の原料となる(こうぞ)三椏(みつまた)などの木材があり、昔からの駿河(するが)半紙と呼ばれる和紙を作っていました。和紙作りの長い歴史のなかで、製紙技術(せいしぎじゅつ)の研究が(さか)んに行われていました。

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