鈴木さんにインタビュー!
 最後に鈴木さんにインタビューをしたよ。



鈴木さん

Q 八幡取水場から中島じょう水場までは、どのようにして水が送られているのですか。
 地面の下に水道管があって、その中を柿田川の水が流れているよ。水道管の長さは、5キロメートルくらいあって、八幡取水場から中島じょう水場までつながっているんだよ。

Q 飲み水にしていくときに気をつけていることはどんなことですか。
 みんなの家に、しっかりとした水を送ることだよ。
 体によくないものや、小さなゴミが入っていないように、安全でおいしい水をとどけるようにがんばっているよ。
 あと、塩素を入れる量にも気をつけているよ。

Q 中島じょう水場ではたらいている人は、どんな仕事をしているのですか。
 中島じょう水場には、管理(かんり)課と工務(こうむ)課があるよ。
 管理課は、水のじょうたいを見たり、ポンプ場の機械の点検などをしたりしているよ。
 工務課は、水道管や建物の管理をしているよ。

Q 1日にどれくらいの量の水をつくっていますか。
 柿田川でわき出る水の量は、1日に約100万トンくらいなんだ。25メートルプールにたとえると、約2,800個分にもなるんだよ。
 その水を、一番多いときで熱海(あたみ)市に6万トン、三島(みしま)市に3万トン、函南(かんなみ)町に1万トン送るようになっているんだ。

Q 飲み水になるまでには、どれくらい時間がかかるのですか。
 じょう水場で飲み水になるのは3時間くらいだよ。
 みんなの家にとどくまでには、場所によってちがうよ。一番遠い熱海市には、約7〜8時間かかるよ。

Q はたらく時間は、どうなっているのですか。
 はたらく時間は決まっていて、私たち職員は平日の午前8時30分から午後5時15分まではたらいているんだ。それ以外の夜や休日は、いたく会社(管理をしてくれる会社)の人にお願いして、24時間、水や機械の様子を見ることができるようにしているよ。

Q はたらいていて、うれしいことはどんなことですか。
 うれしいことは、安心・安全な水をしっかりと送り、みんながおいしく飲んでくれることだよ。
 決まった量の塩素が入っているかどうかなど、飲み水にするためには、100個くらいのきびしいチェックがあるんだよ。

Q はたらいていて、大変なことはどんなことですか。
 水道管がこしょうしたときなどは大変だよ。みんなの家に水が早くとどけられるようにしているけど、水道管を直せば、すぐに水が流れるわけではないんだ。水道管の中の空気をぬくなど、いろいろな作業があるんだ。

Q みんなに伝えたいことはありますか。
 飲み水を上手に、むだなく、大切に使ってほしいよ。
 じょう水場でも環境(かんきょう)のことを考えて仕事をしているんだ。
水はどこから?〜ビーンズくんの川の旅〜

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 鈴木さん、中島じょう水場のみなさん、ご協力ありがとうございました。