答えは……山内一豊(かずとよ) です

静岡県の歴史上の人物

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 山内一豊は、幼いころに尾張織田家の内紛に巻き込まれ父を失い、一族離散の苦労を味わいます。
 元服後は、各地で仕えた後、織田信長の家来となり、ついで豊臣秀吉に仕えるようになります。
 各地で戦功を挙げ、長浜城主(2万石)となり、さらに、掛川(5万石)の城主へと出世します。当時、掛川は寂れた土地でしたが、一豊が城下町を整備し、産業を興しました。
 その後、秀吉亡き後は家康に味方し、関ヶ原の戦いでは、当時としては高齢の55歳でありながらよく戦い、その功績を認められて、家康から土佐20万石を与えられました。
 妻、千代(ちよ)の「内助(ないじょ)(こう)」の話は有名です。
     
1545年 尾張(愛知県)に生まれる
1567年ごろ 織田信長に仕える
1570年 妻、千代を迎える
1573年 豊臣秀吉に仕える
1575年 長篠(ながしの)の戦いに参加する
1585年 長浜(滋賀県)城主となる
1590年 掛川城主となる
1600年 関ヶ原の戦いに参加する
徳川家康から、土佐(高知県)を与えられる
1605年

死去

 

山内一豊像(画像提供:土佐山内家宝物資料館)