静岡県の地形  

磐田原台地

遠江国分寺跡がある磐田原台地

静岡県西部に広がる洪積台地です。天竜川西岸の三方原台地と同時期に隆起してできたものです。台地上は、周辺には銚子塚、松林山、稲荷山などの古墳が分布しており、また、奈良時代には遠江国の国府(こくふ:古代における国の役所)が置かれ、、遠江国分寺(こくぶんじ)・国分尼寺(こくぶんにじ)が建立(こんりゅう)されるなど、遠州の中心的な場所でした。磐田市街地には、遠江国分寺跡が残っています。写真は、磐田原台地の上から浜松市方面を写したものです。

用語解説

隆起と沈降

隆起(りゅうき)とは、火山活動や地震などによって、地面が盛り上がることです。逆に、地面が沈み込むことを、沈降(ちんこう)と言います。