清水天王山遺跡
区分:市指定 史跡 所在地:静岡県静岡市清水区
縄文時代晩期の標式遺跡(基準となる遺跡)
清水天王山遺跡は、昭和26年から5回にわたって発掘調査が行われ縄文晩期(今からおよそ3000年前)を中心とした遺跡であることが分かりました。この遺跡では、住居跡のほか、集石墓、屋外墓、屋外炉、土器、各種の石器、耳輪、骨針が発見されました。出土した土器から中部地区の縄文時代晩期の標式遺跡となっています。(旧清水市説明板引用)
現在の清水天王山遺跡は公園になっている
出土した縄文式土器
同上
あずきちゃん、「標式遺跡」ってなあに?
土器は時代によって形が変わっていくので、その土器の特徴を比べることによって、時代が分かるの。標式遺跡から出土した土器の特徴は、ある時代を特定する基準として用いられるの。
清水天王山遺跡の現地は、公園となっており、石碑が立っているだけで、遺跡は見あたりません。横砂東町の市埋蔵文化財センターでは、遺跡の出土物や説明があります。
現地への行き方
- 交 通
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バス JR清水駅から
「山原梅蔭寺」線
「港南厚生病院」線
「梅ヶ谷市立病院」線 「清水天王山」下車
車 専用駐車場はありません - 見学
- 自由(公園に整備され、記念碑が建立されています)
- お問合先
-
静岡市埋蔵文化財センター
〒424-0032
静岡市清水区横砂東町33番2号
TEL・FAX:054-367-9436
休 館 日 ●土曜日・祝日・年末年始
●第2・第4・第5日曜日
※講演会等催事開催期間中は休館日の変更があります。事前にご確認ください
入 館 料 無料
駐 車 場 9台