静岡県庁本館
区分:国登録有形文化財 所在地:静岡県静岡市
鉄筋コンクリート造の現代建築に和風の瓦屋根を載せた和洋折衷(せっちゅう)の建築
設計者は、静岡市役所本館や静岡銀行本店旧館と同様に中村與資平です。静岡市役所本館がスペイン風様式で設計されたのに対して静岡県庁本館は、左右相称の帝冠様式(ていかんようしき)のデザインを取り入れたといわれています。外壁は、明るい色の人造花こう岩で仕上げています。また、正面中央部は、方形造の塔屋を設けて赤かっ色の瓦葺き(かわらぶき)5階建となっています。 (静岡県ホームページ引用)
静岡県庁本館
県庁玄関
登録有形文化財を示すプレート
本館は、鉄筋コンクリート造の洋風建築に、和風の瓦屋根を載せた和洋折衷(せっちゅう)の建築様式です。このような様式は、昭和初期の日本で流行しました。
静岡県庁は、本館のほかに西館、東館、別館があります。このうち、最も新しく、最も高い建物が別館です。別館は防災・警察棟であるとともに、開かれた県庁として21階展望ロビーを開放しています。ここから、駿河湾・富士山・南アルプス等が一望できます。
現地への行き方
- 交 通
- JR静岡駅下車 徒歩10分
- 所在地
- 〒420-8602 静岡市追手町9−6