休場遺跡(やすみばいせき)
区分:国指定史跡 所在地:静岡県沼津市
旧石器時代としては、全国で初めて国の史跡指定を受けた遺跡
昭和39年に明治大学と沼津女子商高等学校(現加藤学園高等学校)により一部調査され、全国で初めて旧石器時代の石囲いの炉(ろ)が2つ発見され、炉の周辺からは、当時の人々が残した石器が1,000点以上出土しました。調査の結果、今から約14,000年前の遺跡であることが分かりました。旧石器時代としては、全国で初めて国の史跡指定を受けました。 (沼津市教育委員会・現地説明板参考)
休場遺跡の現地の様子
石囲いの炉(ろ)の検出写真
(明治大学撮影『沼津市史』)
遺跡の検出平面図(沼津市指定文化財センター池谷信之先生資料提供)
残念ながら、現地をたずねても埋め戻されていて なにもありません。でも現地を訪ねてみると、伊豆半島や駿河湾を見渡せる標高が高いところであることが分かります。どうして、こんな標高が高いところに住んでいたのでしょうか。
現地への行き方
- 交 通
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沼津インターから車で約5分
※公共交通機関がないので、保護者の方に車で連れて行ってもらおう。