大鹿窪遺跡(おおしかくぼいせき)
区分:国指定史跡 所在地:富士郡芝川町
縄文時代の古い時期(草創期)の集落跡、大鹿窪遺跡
縄文時代草創期(そうそうき)の大鹿窪遺跡は、竪穴住居によって構成される集落跡としては最古段階の事例であり、その竪穴住居数も当該期としては国内最多である。これまで縄文文化成立期における居住の痕跡は従来洞窟(どうくつ)・岩陰(いわかげ)遺跡で注目されてきたが、開地遺跡(かいちいせき)における集落構造のあり方を知ることのできる稀少(きしょう)な例である。(文化庁 国指定文化財等データーベースから引用 http://www.bunka.go.jp/)
大鹿窪遺跡発掘風景(写真提供 芝川町教育委員会)
お祭りをした跡と思われる配石遺構
(写真提供 芝川町教育委員会)
現在の大鹿窪遺跡の様子
大鹿窪遺跡から出土した土器
同左(以上、芝川中央公民館)
大鹿窪遺跡は、縄文時代のなかでも古い時期(草創期)の集落の後の遺跡です。 残念ながら現地を訪ねても畑があるだけで、説明板もありません。芝川中学校敷地内にある「芝川中央公民館」には、遺跡から出土した土器が展示されています。富士山を望む場所の日本で最も古い縄文時代の遺跡を訪ねてみませんか。
現地への行き方
- 交 通
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(大鹿窪遺跡現地)芝川町営バス柚野線
約15分 「新田」下車
(芝川中央公民館)JR身延線芝川駅から 徒歩 約20分 - お問合先
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芝川町教育委員会
(芝川中学校敷地内・中央公民館)
静岡県富士郡芝川町長貫1211-1
電話:054-465-0402