修善寺ハリストス正教会顕栄聖堂
区分:県指定文化財 所在地:静岡県伊豆市
明治のモダンな教会建築
明治45年6月2日成聖(落成)式。聖堂の建坪は、37坪(122u)木造漆喰(しっくい)塗りで、棟の西端は高さ18mの鐘塔(しょうとう)と尖塔(せんとう)がつき、外形の美しい建造物である。特に持ち送り(軒下)の葡萄(ぶどう)飾りは大変貴重です。 聖堂内部の聖所と至誠所(しせいじょ)を境とする見事な聖障(せいしょう)や聖器物は、日露戦争当時旅順(りょじゅん)にあった物をロシア正教会から、ニコライ大主教に託され、それを復元した物です。 内部の聖所にある十字架の聖像は「山下りん」の作であり、ビザンチン、ルネサンス、ロココ風のパステル調、明治初期の建築様式のスタイルをしています。 静岡県の文化財の指定を受けています。残念ながら、内部は未公開です。 (現地伊豆市説明板引用)
修善寺ハリストス正教会顕栄聖堂
ハリストス正教会玄関
高さ18mの鐘塔
内部には、美しい祭壇(さいだん)があるんだって。ところで、どうして、中国の旅順にあったものをわざわざ日本に復元したのかな。
現地への行き方
- 交 通
- 伊豆箱根鉄道修善寺駅からバス『修善寺温泉行き』で約8分、「みゆき橋」下車
- 所在地
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〒410-2416
静岡県伊豆市修善寺861
※内部は未公開です。