昭和時代(戦後)
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   サンフランシスコ平和条約
  解説
  1951年に開かれた日本と連合国との間の講和会議(サンフランシスコ講和会議)で締結された。中国は会議自体に招かれず、インド・ビルマ・ユーゴスラビアは不参加、ソ連・ポーランド・チェコは調印を拒否した。この条約により、日本は台湾、南樺太(みなみからふと)千島(ちしま)列島などを放棄し、小笠原、沖縄の諸島をアメリカの管理下におくことに同意し(小笠原は68年に、沖縄は72年にそれぞれ日本に復帰)、独立を果たした。日本の全権大使は吉田茂であった。この際、日米安全保障条約も同時に締結された。
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