1925年と1945年に選挙人比率が大きく変化しているのは、なぜでしょう
1925年に成立した普通選挙法を受けて、1928年に初めて行われた選挙時のポスター。(写真提供:法政大学大原社会問題研究所)
13 | 普通選挙法 | ||
解説 | |||
それまでの納税額による資格制限をなくし、25歳以上の男子に選挙権を、30歳以上の男子に被選挙権を認めた法律で、1925年に成立した。現代では、「普通選挙」とは性別の制限をしないものをさすが、当時はまだ女性に選挙権を認めていなかった。一方、この法律と同時に治安維持法が定められ、社会主義運動などをおさえようとした。 |
確かめよう、日本の歴史