確かめよう、日本の歴史
7 | 南北戦争 | ||
解説 | |||
イギリスに比べ産業革命が遅れていたアメリカでは、自国で生産された綿製品を保護するため、輸入を抑える保護貿易を進めたい北部と、大農場で綿花を生産していることから自由貿易を進めたい南部との間で対立が起こった。また、奴隷制度についても、賛成の立場の南部と、反対する北部などとの間で対立があった。1860年に北部出身のリンカーンが大統領に就任すると、南部諸州は合衆国からの独立を主張し、内戦となった。戦争中、リンカーンにより奴隷解放宣言が出され、北軍が戦争に勝利したが、リンカーンは1865年に暗殺された。 |