安土・桃山時代
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    香辛料(スパイス) 
  解説
 当時ヨーロッパでは、牛や豚の肉を塩漬けにして保存していたが、保存状態が悪くなることもあった。十字軍の遠征により、ヨーロッパ人はコショウなどの香辛料(スパイス)の存在を知り、これを肉にかけることで臭いが消え、おいしく食べられることを発見した。しかし、この香辛料のヨーロッパへの供給はイタリア商人の独占状態で、さらに、インドやアラビアなどの多くの仲買人が途中にはいるため、ヨーロッパにおける香辛料の価格は大変高価なものであった。そこで、スペインやポルトガルは、陸路を通らずに直接船でインドに行く新しい航路の発見に力を注ぎ、大航海時代の幕が開いた。
 

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