江戸時代を探る!

武田勝頼(たけだかつより)    1546〜15823

 武田信玄の子。1573年に、信玄が三河(みかわ)(現:愛知県)にて病死すると、家督(かとく)()いだ。遠江(とおとうみ)(現:静岡県西部)や三河などに出兵し徳川家康を圧迫したが、長篠(ながしの)の戦に大敗した以後は、急速に勢力が衰えた。
 1582年に織田・徳川連合軍に甲斐(かい)を攻められ、多くの家臣に裏切られ、最後は天目山(てんもくざん)のふもとで一族とともに自殺し(その死にはいろいろな説がある)、武田氏は滅亡した。

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