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経済島の大冒険 4 政府の役割
間接税とは
 間接税ってどんな税なの?

 間接税とは、税金を納める義務がある者(納税者)と、税金を負担する者(担税者:たんぜいしゃ)が異なる税のことを言うんだ。

わかりくいわ。もう少し詳しく説明して。

 消費税の例をあげて説明しよう。
 私たちは、商品を買った時に、購入価格の5%の消費税を負担しているね。消費税はその後、商店が納税者となって、国に納める(消費税は国税)。このように、商店や企業などを介して、間接的に納税している税を間接税というんだ。
 以下に、間接税についてまとめて見た。

国税(国へ納める税金)の間接税の例
  消 費 税  モノやサービスを購入したときに課せられる税
  酒  税    お酒を購入したときに課せられる税
             お酒の種類によって税率は異なる
  揮発油税(きはつゆぜい)
             ガソリンなどの燃料を購入したときに課せられる税
  たばこ税   たばこを購入したときに課せられる税
             ※たばこには、国、都道府県、市区町村それぞれが税を課してる。 
地方税(都道府県・市区町村へ納める税金)の間接税の例
  道府県たばこ税・市町村たばこ税 
             たばこを購入したときにかけられる税
             ※たばこを買った場所の都道府県・市区町村に納められる。
  ゴルフ場利用税
         
   ゴルフ場の利用に対して課せられる道府県税
  地方消費税  国の消費税(税率5%)のうち、1%分は地方消費税として、都道府県に
             納められる。
  入湯税    温泉などに入浴したときに課せられる税。市町村税

モノやサービスを購入したときに課せられる税が多いね。

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