経済島の大冒険 3 企業の役割 企業ってなに? |
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企業ってなに? | ||||
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企業とは、簡単に言えば会社のことだ。工場、商店、遊園地などなど広い意味でみーんな会社なんだ。 企業の最大の目的は「利潤を得ること」だ。利潤を得るためには、モノ・サービスを生産し、市場に提供しなくてはならない。企業が生産活動を行うために必要なものは何だと思う? |
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うーん……原材料と、生産設備と、労働力! | ||||
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おっ、なかなかいい線だ。 企業が生産を行うために必要なものは、次の4つだ。 土地 生産手段 労働力 経営者(企業家) ここでいう土地というのは、資源のことを指す。太陽、土地、水、森林、鉱物などのことだ。 生産手段というのは、生産に必要な道具や設備、工場などのことだ。 労働力は、工場などで働いてくれる労働者のことだ。 これらをうまく活用して、よりよいモノ・サービスを生み出すのが経営者の役割だ。 ところで、あと一つ、生産に必要なものがあるのだけれど、わかるかな? |
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お金じゃないかしら? | ||||
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そのとおり!経営に必要なお金のことを資本(元手)という。企業が生産活動をするためには、原材料も買わなくてはいけないし、工場も作らなくてはいけない。労働者を雇えば賃金を払わなくてはならない。製品の輸送費だってかかる。だから、経営者は、会社を動かすための資本の調達に努力するんだ。 | ||||
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企業家は、どのようにして資金を調達するの? | ||||
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経営者は、資本を自分の財産からねん出したり、金融機関から借りたりするのだけれど、多額の経営資金を集めるのはとても大変なことだ。そこで、効率的に資金を集める方法として、多くの企業は株式を発行しているんだ。 株式については、次のページで説明しよう。 |
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静岡県総合教育センター