エラはどのようになっているのだろうか?
私たちは口から空気を肺はいに取り入れ、そこで空気中の酸素を血液にわたしています。そのため息を吸ったり吐いたりを繰り返すのですが、魚の場合は口から入れた水に含まれる酸素をエラのところで血液に取り入れています。新鮮な水が常にエラに供給されるよう、水流を作っているのです。効率よく酸素が取り入れられるように、でこぼこしたつくりになっています。
エラの一部を拡大してみた。(電子顕微鏡) でこぼこした構造をつくることで、水と接する面積を広げ、たくさんの酸素をからだに取り込もうとしている。